敷島パンがツイッターで炎上しています。敷島パンを愛用していた消費者も不買行為をするほどの炎上。一体なぜ?こんなに炎上してしまったのでしょうか?
今回は、敷島パンの炎上の原因、コオロギパンについて、紹介します。
コオロギバゲットの販売
ツイッターで敷島パンの公式アカウントを見ると、よく分かるのですが、コオロギバゲットが原因です。
もっと言えば、コオロギバゲット製造のニュースが原因だと思います。
敷島製パン(Pasco)殿
将来の食糧不足への備えですが、貴社には類稀なる小麦加工技術があります。時間も充分あります。国民が国産の良質な小麦や米粉で、ふっくらおいしいパンを腹いっぱい食える世界を目指してください。それが何よりも国民の幸せなのです。#コオロギパン#コオロギ食べない連合#SDGs pic.twitter.com/HJpkCtAOni— 杉原航太 (@kota_sugihara) February 23, 2023
一度見ていただければ分かると思いますが、インパクトありすぎです!コオロギ粉を大量に混ぜているシーン、ピョンピョン跳ねているコオロギのシーン、けっこうショッキングです。
1本にコオロギ100匹入っていると言われた後で「2050年に人口が増えて、タンパク質が簡単に取れなくなる。その対策でコオロギバゲットを開発した」と言われても、コオロギシーンが脳裏に焼き付いてしまってます。
「2022年年末にネット販売したコオロギパンが、好評で完売しました」位で止めておけばよかったのにと思います。
それなら、「食べたい人は食べればいい」「ふーん、コオロギパンなんてあるんだ」で終わったかもしれません。
敷島パンが炎上した理由
敷島パンが炎上した理由は、消費者の期待を裏切ったからに他ありません。敷島パンのパンは、他のパン製造会社より安全だという人が多いです。
超熟の食パンで絶大な人気がある敷島パン。超熟の製造ラインとコオロギパンの製造ラインは、しっかり分けられているとのことですが、コオロギを嫌悪する人が多い為、炎上しました。
昆虫は食べたことがないですが、足が特に嫌ですね。極限状態で、もう昆虫しかない状況にならない限り食べることはない。そんな人が多いと思います。
鶏肉は足も食べれるのに。慣れの問題でしょうか、不思議なものです。
コオロギパンは敷島パン以外にもある?
ニュースでは、コオロギパンは敷島パンが業界初と言っていました。コオロギパンは他社でないものの、コオロギ食品は以前からあります。
実際、去年10月に銀座で見かけました。お店は無印良品の銀座店。コオロギせんべいとコオロギチョコがありました。その時は「珍しいものを売っているなあ」位の気持ちでした。
コオロギせんべいは2020年5月に発売。コオロギチョコは2021年12月に発売済です。
その時は、1個90円のロールパンが大人気だったので、いくつか買って食べました。安くて人気のパンがあったので、コオロギ食品はもちろん買いませんでした。
ちょっと興味はありましたが、罰ゲームでもない限り買わないと思います。きっとパサパサしていて美味しくないだろうし。
他にもコオロギ食品を作っているメーカーもあるかもしれません。敷島パンも、ゆっくりじっくり、コオロギパンを販売していけばよかったと思います。
ただ、無印良品が2020年にコオロギせんべいを発売して、あまり浸透していません。世界的に小麦不足ならないと、コオロギ代用策は世の中に受け入れられないと思います。
コオロギが本当に大丈夫かどうかは調べてませんが、しばらくは静観ですね。
ちなみに、無印良品のコオロギせんべいの味は、薄焼きえびせんの味。コオロギチョコは、オレンジパウダー入りなので、オレンジ風味のチョコ味だそうです。
敷島パンの不買行為で、パン値下げ中?
昼間なのに値引きシール…Pasco… pic.twitter.com/4d8OhBLhVK
— ジャスティスデカプリオン (@justis89841365) February 22, 2023
敷島パンの炎上の影響か、賞味期限がまだにも関わらず、敷島パンが値下げされています。
しばらくすれば、炎上騒ぎも鎮火して、定価販売に戻ると思います。しかし、今回の炎上で、敷島パンのファンは減るでしょう。
となると、パンを自分で作る人も増えるかもしれません。強力粉が一時的に売り切れになるかもしれませんね。
パンが大好きな人は、強力粉を確保しておきましょう。